ヤレバデキルコ

男はつらいよ 第42作 ぼくの叔父さん を観たハナシ

寅さんファンだけど実は40作以降はあまり観てなかったりしたんですよね。

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もうすぐ公開の映画が、甥の満男(吉岡秀隆)と元ガールフレンドの泉ちゃん(後藤久美子)の話みたいだから、その前に後藤久美子ちゃんが出てる数作を全部観ておこうかな、と。

で、そのゴクミ出演シリーズの一番最初のがこの42作目の「ぼくの叔父さん」です。
タイトルからして満男メインじゃんね、(笑)

私が寅さんファンになったきっかけは、亡き父が大好きだったから。
多分小学校低学年の頃から父と一緒に金沢の香林坊の映画館で観てました。
当時はレンタルビデオというサービスもなかったし映画は上映中に映画館で観るしかなかった時代。
たまにテレビ放送があるのを期待するだけでしたし、父も年に2回は行ってたんじゃないかな。
で、私も付き合わされていたと。

私が高校に入った頃からあまり父に付き合って寅さんを一緒に観に行く事が無くなっちゃっていたのですが、社会人になり東京で生活をしていて、暮れに帰省した際に父に「寅さん観に行ったの?」って聞いたら「最近は満男の話で寅の話じゃねーしもう観に行っとらん」と答えられて「そーなのか?」ってびっくりしたのを覚えていたんですね。

今回コレみて、父が観なくなった理由は理解しました。
確かに満男の話ですわ。

実際の問題としてこの頃はもう渥美清さんの体調が映画を撮れるような状況じゃなかったんでしょうね。
嫌な観方ですが、そうして観ると腑に落ちる「寅さん出演シーンのカット割り」だもん。
寅さん歩いてるシーン自体が少ない。
そもそも根本的に寅さん出演時間がすっごい短い。(笑)

寅さんといえばマドンナに恋して振られてという黄金定番パターンがあるワケですが、この作品の檀ふみさんなんて最初っから人妻で、旦那と変な感じになっているワケでもなくて、寅さんと仲良くはなるもののどっちが惹かれるような描写とはは無いですもんね。

ただね、私ね、この42作も好きですよ。
トータルのシリーズとして捉えると、晩年の寅さんはこう、という作品。

まぁ、こんなナマイキな事を言えるのもDVDとかで古いのから新しいのまで観たい時に観れるからですよね。いい時代だ。私は契約していないけれどストリーミングサービスとかだとDVD借りに行く手間さえないですもんね。凄いわ。

満男の話と割り切って観ると素直に楽しいです。
私もバイク乗りだった過去があるからか、満男がバイクで遠くまでツーリングするエピソードとかも面白かったです。

笹野高史さん演じる、たまたま会ったバイク乗りのオジサンとのエピソードも大爆笑だったし。

あとね、私は過去に印刷業界(印刷会社勤務ではない)で働いていたので、印刷機やその操作をする方々の姿をよく見ていたんですが、寅さんの初期の頃のタコ社長で働く博さんの風景って「話に聞く昔の活版印刷機での印刷作業」なんだけど、この42作は平成元年の年末の作品ですし、私が知っているオフセット印刷機が稼働している風景がかなりリアルで、山田監督のこうゆうディティールの拘りが感じられるんですよね。
話のストーリーとは関係ないけれど、ここも面白いんです。

まぁいろいろ書きましたが、ひとつ大きく書いておきたい事があって、それはコレみた殆どの人が同じ意見だと思う事が、

後藤久美子ちゃんが超絶的にカワイイ

って事です。

間違いなく国民的美少女です。

今度の映画でのゴクミちゃんがどんな素敵な女性を演じるのか楽しみですね。
あ、吉岡秀隆くんはもう勝手に期待しています。
映画ゴールデンスランバーの彼の演技、何か好きなんです。

食わず嫌い的に観ていなかったこの頃の寅さん。
ちょっとこれから集中的に観ておきたいと思います。

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