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「リリー3部作」と、「満男と泉4部作」が、ここで終結する48作「紅の花」ですよ。
もうね、先に書きますけど、私、かなり泣きました。
例えば、リリーさんがまたとらやに久々に来てさくらさんと再会するシーン、もうね、それだけでオジサンは泣いちゃいました。(笑)
私もジジィになてきたからでしょうね。「久しぶりー」ってその感覚が平気で10年ぶりだったりしますからね。(笑)
「ハイビスカスの花」からだいぶ時間が経っているじゃないですか。で、その前の「相合い傘」の頃からさくらさんは「お兄ちゃんにはリリーさんが合ってる」って思っているのを、ファンも知ってるワケで、それからかなり時間が経っての再会って、そんな「泣かすシーンじゃない」のに泣いちゃう気持ち、解ってもらえます?(笑)
寅さんは連続ドラマなんです
Wikiとか観ると、山田監督はこの後、満男と泉ちゃんの結婚式とかも撮る準備をしていてストーリーとしてもしっかりまとめて終わらせるつもりだったらしいですが、渥美清さんが亡くなってここで一旦終了。
けど不器用ながらも満男が泉ちゃんにしっかり言葉で「愛している」と伝えられたし、寅さんとリリーさんも「もうお互い「まぁこの人なんだな」って判っている」って感じの雰囲気もあって、ここで終わっちゃってるのもアリかもしれませんよね。
山田監督はこの少し前から「これで終わりかな」「終わるかも」「終わってもいいように」みたいな気持ち持ちながら脚本を書いたり演出をしていたのかもしれませんね。
浜辺で満男がいずみちゃんにちゃんと言えた時、それを遠くで見ていたリリーさんの涙が自然すぎてビビりました。
あ、当然、このシーンでもつられましたよ。オジサン号泣ですよ。(笑)
この「紅の花」はかなり前に観てるんですよ。だからストーリーもだいだい覚えていたんです。
けどその時、リリー3部作は観ていたけれど、観てから時間が経ってたし、満男と泉4部作は偏見から観てなかったし、で、そんなに何度も泣く事はなかったんですよね。
だから
寅さんは連続ドラマなんです
寅さんとリリーさん、最後の最後でまたプチ喧嘩。
「相合い傘」で博さんが「すぐ喧嘩してすぐ仲直りする」って言ってたそのまんま。
これまではその喧嘩でそのまま一旦離れるんだけど、この「紅の花」のラストだけは、さくらに即され素直にリリーのタクシーに乗り込むあたり、「えっ!」て驚きと「よしっ!」って膝を叩いちゃう嬉しさと。
寅さんが「男が女を送るって場合はな、その女の玄関まで送るってことよ 。」って言った時のリリーの嬉しがりかたってもう、浅丘ルリ子さんの可愛らしさ全開ですよ。
照れをニヒルに隠す寅さんと、満面の笑みでその寅さんにピタってひっつくリリーさん。
私は寅さん全編通しての屈指の名シーンだと思います。
私ね、本当オッサン化がしっかり進んでまして、ホント涙もろくなってまして、なんと、このタクシーの名シーンの後、ちょっと停車した時に、三平ちゃんが走ってきて追いついてあの旅行トランク鞄をタクシーに詰めれた時。「三平ちゃん!偉いゾ!」ってまたウルってなっちゃいまいた。
アホでしょ?(笑)
いやね、寅さんの後半からとらやのお手伝いでキャラ登場した三平ちゃん、私の中ではやっぱり思い入れが薄かったんですよ。
正直チョイ役だし。
でも、 加代ちゃんが寅さんの事を忘れて失礼な事をした時に「さくらさんのお兄さんや!」って叱って「寅さんお疲れさまです」なんて、事がちょこちょこあって「おー、なかなかいい青年だ」みたいな感じになってきていての、このラストのファインプレーだったワケですよ。
「だからって泣くか?」ってご意見には、私も「そうだよね」って認めるけどね。(笑)
私くらいだよね。
だって泣くシーンじゃないもん。(笑)
コレ、多分、私が後半の寅さんをあまり見てなくって三平ちゃんというキャラについても、ただのとらや従業員ってキャラへの思い入れが少なかったのに、今回、がっつり後半を観まくってしまったために三平ちゃんの事も好きになったのは間違いありません。
だーかーらー
寅さんは連続ドラマなんです
さぁ、これでとりあえず、年末公開予定の寅さん50作目を観る準備ができました。
お帰り寅さん
https://kinensenkoujyoueikai-in-katsushika.com/
予告編見ただけでもう泣きそうですよ。
倍賞千恵子さんも前田吟さんもいい感じに歳取ってるし、満男と泉の再会もあるし、リリーさんも出るし。
あ、上記の松竹映画のオフィシャルサイト再確認したら、11月の先行予約ある。抽選申し込み期限ギリギリ間に合うじゃん!
申し込も!(笑)
当たったらちょっと東京行ってくるーっ!
上記の先行上映は別として、この「男はつらいよ お帰り寅さん」はもう12/27の公開日に行く予定。
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