ヤレバデキルコ

土用の丑の日に自分でちゃんと鰻を買って食べたの初めてかも

今日は日曜だけど、娘のピアノ発表会があってお休みをいただきました。
客商売なのに土曜とか日曜に休みを取らせてもらえるのは感謝です。

朝からコーヒー淹れたりしてね。
先日娘が学童保育で作ってきたハーバリウムがよくできてて嬉しい。

昨日は「土用の丑の日」でした。

あ、ちなみに変換して「鰻」って打ってるけれど、書けません。(笑)

勤務先のお向かいが魚屋さんなんだけど、そこの親父さんが「丑の日は鰻を焼きまくる」って聞いて、今年はちょっと楽しみにしていました。

で、朝、出勤したらもう店の前でガンガンに焼いて、焼き上がったのもズラっと並んでた。
聞いたら朝4時から焼いてたんだって!

「普通は半分とかで焼いとるとこ多いけれど、ワシは1本で焼いとる。お前、簡単そうに思っとるやろうけど、コレけっこう難しいげんぞ!」って。
実際かなり高温で焼いてるみたいで、でも焦がしたらダメだしけっこう微妙な調整しながら大量に焼きまくる。

確かにこりゃ職人技ですよ、親父さんっ!

私は本来かなりのヒネクレ者。
それを自覚しているし、できるだけ「素直な人っぽく振舞おう」と努力はしています。(笑)

そんなヒネクレ者は「土用の丑の日って江戸時代に鰻屋さんの売り上げ向上のために平賀源内さんがこじつけで日を決めて広まった風習」って知ってから「その日に食う事に大して意味ねーじゃん!」ってなっちゃって、これまでこの日に鰻をってテンションは上がらなかったんですよ。

けどさ、人ってきっかけで変わるよね。(笑)

前のこの親父さんの「イシダイの昆布締め」を買って食べた事あるんですわ。
スーパーとかと比べると高かったんだけど、高いぶん以上に美味しかったの!
となるとこの親父さんの鰻も気になるじゃないですか。
数日前に親父さんが「焼くよ」って教えてくれて、その晩にその事を妻にそれを伝えて、我が家でも「ちょっと高い鰻の購入の許可」をもらったという次第。

親父さんから「昨年は夕方に売り切れたし今年は増やしたし大変ねんぞ!(笑)」て教えてもらってたけど、朝から仕事しつつお向かいを観てると、近所の人がどんどんお向かいの魚屋さんから鰻を買って帰ってるの。 「売り切れるんじゃねーの?」ってビビっちゃって、他のスタッフもみんなで昼前くらいに自分の分を買ってきちゃった。(笑)

実際、夕方には完売してた!
近所の人みんな親父さんのを買うのが毎年の当たり前の恒例行事になってるみたい。

なんか親父さんもご近所さんもみんなカッコいいわ。

仕事も終わって帰宅してさっさと汗を流しての晩餐です。

少し前の娘の誕生日に買ったけれどその日飲まなかったロゼスパークリングワインを開けてみましたよ。
「何かいい事あった時に取っておくか」って言ってたんだけど、いい事って程ではないしろ、せっかくのこんなご馳走だしそれに合わせていい酒飲もうか、と。
普段の600円白ワインじゃ、ちょっとねー。(笑)

うまいーーーーーっ!

いやー、この鰻、今まで食べた中で一番美味しかった!
本当に。

ちなみに、私が購入したのは1本¥4,200でした。
ちょっと高いよねー。
でもね、この美味しさだし、年に何回かの贅沢だと思うとアリです。

もう来年が楽しみなんですけど!

これからクソ暑くなりそうな夏をこれで乗り切れる。

  

 

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