ヤレバデキルコ

ブルーハーツが聴こえるを観たハナシ

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前回のブログ投稿から少し間が空きましたが、今以上に間隔が空いてた事は何度もありましたね。
ここ数日ちょっと入院しておりました。

25~26歳くらいの頃に大人になってから盲腸炎になっちゃってちょっと入院した事はあったけれど、それ以降は殆ど病院にかかってなかったんですね。

病院食の朝食に納豆が出て何かちょっと感激。
全体的にけっこう美味しかったです。

で、本題なのですが、少し前からこの短期入院の予定が経っていたのでレンタルDVDとそれを観るノートPCを病室に持参して何本か観たんです。


そのウチの1本がこの「ブルーハーツが聴こえる」でした。

6話のオムニバス。実は4話だと思っていたのは内緒。(笑)

個人的な感想ですが、最初から3作までが観てるのがシンドくなるくらい苦手でした。
監督さんスタッフさんこの映画が好きな方ゴメンなさい。
個人的意見です。

第1話はオタ全開のセリフまわしが全体的に苦手。
第2話はSFオタが作った自己満足映画みたいな感じで苦手。
第3話も全体に漂うダサさが狙ったのは解るけどでも私にはただダサいだけにしか感じられず苦手。

これ以上はもう書きません。


第4話「少年の詩」は母子家庭の男の子の、その少年なりの正義とか無謀な行動とかが描かれてて、テンポもいい感じでスムーズに観れました。
主人公の子供のあのジャンピングアタックとか面白かったですね。
正直前作3話を観終わってもう止めようかと思ったのですが、せっかく借りたしと観続けて良かったー、ってホッとしましたもん。(笑)


第5話「情熱の薔薇」はちょっとアートに振ってる感じが微妙に合わないところもあったけれど、でも主演の永瀬正敏さんの演技が凄まじくて引き込まれました。 たぶんセリフ喋ってないよね。で、エンドロール見てたら脚本も永瀬正敏さんなんですね。監督は工藤さんという別の方だけど。
永瀬さんロック好きだしね。この曲ってちょっと激しめだけど、それがラストに流れる事を考えて全体的にこの静かな演出したのかなー。とにかく最低限の動きでいろいろ伝える凄さに感激しましたよ。


第6話「1001のバイオリン」が全6話の中で私は個人的に一番ハマりました。
まぁ、5話の永瀬正敏さんも、この6話の主演の豊川悦司さんも、元々好きな俳優ってところもあるんですけど、この話での豊川さん、やさぐれっぷりがお見事なんです。うらぶれた感というか落ちぶれた感というか。
弟分的な役の俳優さんもすごいいい感じで、エンドロールで三浦貴大さんという俳優さんと知り、その後で調べたらあの三浦友和さんの息子さんなんですね。
ヤバいですよ、このお二人。豊川さんと三浦さんの2人の汚さがなんともいえず美しいんです。
汚れた美学っていうかなんというか。
最後の雄たけびとかダサいんだけどそのダサいのがいいんです。ハマりました。すっかりハマりました。
あぁやってダサく叫ぶ事でそこから主人公の豊川さんがまた息を吹き返しそうな感じた伝わってきたもん。
そして流れる「1001のバイオリン」はヤバいです。
全作ラストでブルーハーツの曲が流れるんですが、ストーリーと曲とのマッチング具合もこの6話が一番ハマってる気がしたんです。
オッサンでも子供みたいな気持ちでやり直して前に向かって歩いていく、的なね。
暑苦しいですね。
でもそうゆう映画だと感じとりましたよ。


あー、いい映画観た。

https://youtu.be/Vrxbv6qWBXk
https://youtu.be/Vrxbv6qWBXk
1001のバイオリン

入院生活も悪くなかったよ。
ま、たった4日だったしね。

家に帰ってきて最初にちゃんと淹れたコーヒー飲んでホッとしたー。
美味しいコーヒーって落ち着きますよね。

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