今年は年明けからの正月休みに1日2本ペースで映画を観たんですよ。
昔は映画は2本立てだったから映画館で一気に2本観てましたけどね。
私より少し若くなっただけでそれ知らないみたいですけどね。
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この作品も久しぶりに観ました。
これも10年以上ぶり。いや20年経ってるかも。
というか、初めて観たのは映画館なんですよね。
といってもwikiで調べたら公開当時は私は7歳でして、さすがにその時は観てないと思うんです。でも昔はレンタルビデオという業界はおろか、そもそもホームビデオもまだ無かった頃で、人気映画は再上映がちょここちょこあったらしいんですよ。
たぶんその何度目かの再上映で父が私を突き合せたんだと思うんです。
そう、父は自分が観たい映画に私をちょくちょく連れて行ってたんです。
だから寅さん好きになってしまったんですが、寅さんも第20作あたりからはロードショーで観てますからね。小学校3年とか4年で映画館で寅さん観てるの私くらいでしたよ。(笑)
その山田監督が撮ったこの映画、やっぱり山田さんの空気がぷんぷん充満しているんですよね。
どこがってポイントをここに書けないのがもどかしいんですけどね。
高倉健さんの過去の告白のその回想シーンがこんなに多いと思わなかった。
その辺は完璧に忘れちゃっていました。
健さんが元殺人犯で模範囚で出てきたばっかりというのは覚えていたんだけどね。
刑務所に入る事になるその殺人事件も描かれてるのは完璧に忘れてた。
警察の係長役で渥美清さんが出ているんだけど、登場した瞬間、映画館で「あっ、寅さんやっ!」ってデカい声を出したのは覚えています。
映画館で声出しちゃいけないの教わっていたんだけど、つい声に出ちゃって。
でも、その時の会場が「煩い、ガキっ」って空気にならず、隣の父からもそんなに怒られなかったのにびっくりしたんですよね。
そういえば蟹に当たって武田鉄矢さんがウンコしたくてお尻抑えて走っていくのも、小学低学年のガキはもうむっちゃくちゃ面白くて声あげて笑ってましたわ。「ドリフみたいやー」って。(笑)
しかしまぁこのフライヤー、思いっきりラストシーンのネタバレじゃないですか。(笑)
映画の終盤で「え、奥さん待ってくれているんじゃないの?」ってストーリー展開になった瞬間、映画館で観てた人や、DVDパッケージ観てからこの映画を観た人みんなが「うん、待ってくれているの、ポスターで観た」って思うよね。(笑)
でもね、
でもね、
でもね、
泣くよね、このラストシーンは。
何度観ても、結果を知ってても。
最後にすごい遠いところからのカメラで、健さんと倍賞さんの表情が判らないじゃないですか。
でも伝わってくるでしょ。
あー、山田マジックだ。
本当いい時間でした。
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