ヤレバデキルコ

男はつらいよ 第31作 旅と女と寅次郎  を観たハナシ

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今回はこちらを観てみました。
一番最初は父に連れられて劇場で観てるんですよね。
フェリー乗り場でのシーンは何故か凄く覚えていたのを思い出しました。

wikiとかを観ると、この劇中の「京はるみ」って、都はるみさんがデビューする時の芸名候補だったんですってね。あと、渥美清さんが都はるみさんファンだったという情報も。

この映画を借りた理由は、娘に「寅さんの運動会応援騒動」を観せたかったからなんです。
寅さんって映画本筋とは別に細かい有名エピソード多いですよね。「メロン騒動」とか。

当時の満男役の吉岡秀隆くんは「北の国から」が終わって一年後。もうすっかり演技ができてて、甥っ子の微妙な心情をしっかり演じているんですよね。

小6の満男にとって小学校最後の運動会が間近に控えている時に寅さんが帰宅。応援に行くと約束していた博さん、その日に大事な仕事が入っている事が判明。それを知った寅さんが「叔父さんの俺が応援に行く!」とテンションMAX。親のパン食い競争に出たいだけなんじゃね?って空気だけど、でも可愛い満男の応援を精一杯したいという純粋な気持ちも。

満男が学校から帰って、お父さんの博さんが運動会に来てくれない事を知ってフテくされかけると、「満男、代わりに叔父さんが応援に行ってやるから!」と満面の笑みの寅さん。
その瞬間の満男の表情が凄い演技力。(笑)
セリフないのに「嘘でしょー!叔父さん来るなんてあり得ませんよー!」って心の声が聞こえてきますから。(笑)
更に寅さんが「こんな風に応援するんだ」と、茶の間で満男へのエールを本気でやりだすと、見る見る血の気が引いたようになっていく満男。
もう最高です。

実は、もうすぐ公開の「お帰り寅さん」では過去作品の名シーンが何度も差し込まれるんです。満男にとって叔父さんの思い出のかなり強烈なエピソードとしてここのシーンも入ってたんですよ。
先日、娘と一緒に「お帰り寅さん」の先行上映を亀有で観たんだけれど、娘がすっごいこのシーンでウケて、帰ってきてからも妻に「お母さん、寅さん「フレー、フレー」ってやるの面白いげんよ!」って楽しそうに報告していたんですね。
妻は観てませんから娘が何言ってるか判らないながらも、報告するテンションが嬉しそうに聞いていたので、コレは家族三人でこのシーンがある寅さんを観なければと思って今回借りてきたという次第。

ストーリーの主軸は、大人気スターの京はるみさんが疲れてコンサートすっ飛ばして逃亡。
たまたま旅していた寅さんと出会って元気になって元の大スターに戻っていく。
けど実は寅さんはそんな立場は全く関係なく、いつもの通りマドンナに恋をしちゃうというハナシ。

柴又に戻って電気屋で京はるみのカセットテープをウォークマンで視聴したらそのまま万引きしている意識もなく家に帰っちゃって、おいちゃんおばちゃんは大恥をかくエピソードも大好き。
寅さんシリーズ好きすぎて、おいちゃんおばちゃんこんなんばっかりで可哀想って気持ちも強くなっちゃって、ちょっと複雑でもあるんですけどね。(笑)

ホント、寅さんは面白いなー。

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