ヤレバデキルコ

2019.05.09(木)に日帰り東京一人旅の記録 2

はい、忘れた頃に更新した東京旅行日記パート2でございますよ。
前回エントリーから数日経っておりますね。
でもネタ的には同じ日だったりするんですけどね。

東京駅で朝食を済ませた後、次の目的地へ向かう時の、なんてことの無い地下鉄への通路の風景。
東京ってこんな感じの地下に降りてるんだけどまだ空が見える様になってるところ多いですよね。
田舎モンには新鮮だったりするのです。

JR金町駅に到着。

そしてJRの金町駅から、京成の金町駅へ。
そういえばここのファミマは普通だったゾ。

目的地に到着ーっ!
このホームで既に少しウルウルくるくらい来たかった場所。
再訪問なんだけど、前は20年近く前だったから。

このホームからマドンナが降りてきたんですよねー。

何のこと?って感じですよね。
ここ、京成柴又駅なんです。

寅さんの葛飾柴又にきたーっ!!!

そして駅の前には寅さんのブロンズ像が!以前来た時はコレがあるの知らなくてすっごいびっくりしたんですが、今回は「逢いにきましたよー」って感じの感動。

そしてさくらさんも。

柴又駅の前で何度もカメラ撮ってて歩きだすのに時間かかっちゃってるし。(笑)
この時点で自分で立てたスケジュールが押しだしてましたよ。
やっと歩きだして、最初に目にしたお土産物屋さん。なんかチープなところがいい感じ。

すぐにこんなゲートが。

進むと、寅さん人形もお出迎え。

さして歩かずともすぐに帝釈天参道の入り口に到着。

ここからお土産屋さんとだんご屋さんが立ち並びます。

そんなに長くない参道を歩き進むと...
見えたっ!

帝釈天ですよ!葛飾柴又帝釈天ですよ!!!

あー、源公がついてた鐘だー!

門をくぐるとこんな感じ。

この日は思いっきり平日だった事もあり、人は少なかったです。

「御朱印帳を持ってくればよかったー、全く考えてなかったー!」ってガッカリしたのは一瞬で「とりあえずここで新しい御朱印帳を買っちゃえ!」って新たに購入しちゃいました。
今まで使ってるのもまだ全然埋まってないんですけどね。

そして帝釈天を後にして、次に向かった先は...

寅さん記念館に到着っ!

実は2回目なんですが、前回から随分と時間がたってるし、リニューアルもしているとの情報でウキウキです。
入ってすぐに、映画作りの各パートの職人さんの仕事っぷりを説明するブース。
私、全てのパートの説明動画をしっかり全部観てしまったのでここだけで20分くらいかかっちゃいました。

元々この寅さん記念館は1時間くらいで、とスケジュールを組んでいたのですが、もうこの時点で時間配分に遅れが出ていましたけど、私的には「スケジュールとか、もういいや、とにかくここをじっくり!」ってなノリで。

このブースは第一話の前のストーリー設定をジオラマと音声ストーリーでの説明をしてくれていて、寅とさくらの生い立ちなんかが解ってむっちゃくちゃ興味深かく、最初から最後までしっかり説明を聞いてみました。

とらやの店内セットは本物らしいです。

この階段、登りかけとか降りかけで止まって会話するんですよね。

とらやの奥(裏)の朝日印刷所のセットもかなりしっかり展示されていて、前に印刷業界にちょっといた事もありとても興味深く観る事ができました。
この風景「よっ、青年、労働しているか!?」って声かけたくなっちゃいますよね。

人物の等身大パネルのちゃっちさはしょうがないとして、それ以外の小物は本物すぎてびっくり。(笑)
この活版印刷の部材、本物じゃないですか!

絶対に山田監督のご親戚とか近い友人に印刷会社を経営してる人いたよね。(笑)

とらやの立体ジオラマ模型もあってこれ観てるだけでも色んなシーンを思い出しちゃいます。実はここの前でもかなり長居しちゃった。

この駅の再現ジオラマの奥には電車旅にまつわるネタ展示も多くてそれも楽しかったんですよね。

この「全財産」って展示も笑えました。でもたしかに寅さんの持ち物は本当にコレだけだったんですよね。

最後にもプロジェクターで名場面が少し投影されていてよかったです。

建物を出た後、裏手にまわると荒川土手が。

映画の冒頭や、ラストでもちょくちょくロケで出てるあの土手です。
矢切の渡しの場所ですよ。

私は体力がかなり落ちているので川岸まで行くと戻ってくるのが大変そうだからこの辺で撮影して終わりましたが、この土手ものんびり歩いてみたいものです。
またいちいちいろんなシーンを思い出しそう。
映画の冒頭は当然ですが、ここで寝転んでくだらない事を悩んでたりするシーンとかもありましたよね。

さてさて、もう一度、駅方面に戻ります。
あえてさっきの参道から。

そしてさっき素通りした老舗高木屋本舗さんに入ってみました。
せっかくだしお団子を食べて帰りたくて。

ビールとか飲むつもりなかったのですが、瓶ビールがキリンとアサヒから選べるようにご準備してあったので、思うところがありキリンビールも1本注文。

私は小学生の低学年くらいから寅さんを映画館で観ていたんです。大晦日、家の掃除を母がしていて、父は私を連れて金沢の映画街に行くというのが毎年の恒例行事だったのです。
とにかく父が寅さんの大ファンだったんですね。
で、私も子供の頃から観てた事もあり、気付けばすっかりファンになっていたというワケ。
その父も亡くなって7年が経ちましたが、生きてるウチに一緒にここを訪れて「おー、コレ、あのシーンやな」「父ちゃん覚えとらんがか?」「お前こそアレ観とらんがか?」なんて会話がしたかったなー、なんてしみじみ妄想しながら、父が大好きだったキリンビールを飲み干しました。

東京って、昼からお酒飲んでも移動できるからいいですよね。(笑)
北陸の田舎は車の運転ができなくなるとほんと「使えないダメおっさん」になっちゃいますから。(笑)

高木屋さんを出て駅に戻りまた寅さんにご挨拶。
「また来ますね」

いちいちさっきとは違う感覚に。
さっきは柴又駅から降りてきたでしょ。マドンナを待つシーンなんです。同じ風景でもこれから電車に乗る時のこの駅の風景はマドンナを送り出す時とか、寅さんがまた旅立つのをさくらが見送るシーンなんですよ。

そう、改札を抜けてから線路を渡るんですよね。

そして金町に向かう側のホーム。

この線路に「達者でな、あばよ」というセリフを言わせる電車が入ってくるんです。

あー、電車が来ちゃった。

はぁー、楽しかったー。
なんなら1日居たかった。
てか、住みたかった。
でも次の予定があるのでここまで。

あばよ

またいつか観光に行きますけどね。
娘を寅さんにうまくハマらせる事ができたら一緒に旅行に再訪問したいなー。

さて、東京日帰り旅行、この時点でまだ昼過ぎ。
まだまだネタあるのですが、次のブログ更新はいつになるのか?


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です